最近みた邦画 - ネリコ日記

今回みた邦画はハリウッドみたいな派手な感じはなくて、特別すっごい笑えるとかそういうのではないんだけど、独特の間だったり、淡々と日々が過ぎていく感じがよかった。ひとりでぼーっとみるのにおすすめ。

シナモンロールが有名。でも生姜焼きも負けていないと思う。小林聡美、片桐はいり、もたいまさこは間違いない。

四季がゆっくりすぎていく感じが、忙しない日常とはえらい違いで、いいなーこういう生活......って現実逃避したくなる映画でした。できたてのパン、わたしも頬張りたい。

安定の小林聡美。こういうシンプルな料理ってなんで美味しそうなんだろう。この映画の料理をみてると有元葉子を思い出します。シンプルで体にじわーっとしみる感じ。パスコのCMが好きならこの映画も好きなはず。

南極でおっさんたちがわちゃわちゃしてて愉快な映画。面白かった。ちょうど宇宙よりも遠い場所をみたばかりだったので、南極生活の様子を照らし合わせて観てた。それにしても娘のそっけない態度よ。

冒頭の腰をぼりぼりするシーンがすごい。美人を売りにしてる女優ではこんなTHE怠惰なシーンはとれないでしょう。安藤サクラの演技に引き込まれます。引きこもりニートが家でしてバイトしてボクサーに恋をしていろいろあってボクシングを始めて試合に出ちゃうという、話の持っていきかたがおもしろかった。

不倫もの。宮沢りえの色気よ。木村多江とか幸薄い系の人ってなんでこう色気があるのでしょうか。雰囲気が青っぽい人がすきです。

これも宮沢りえ。おかあちゃんの家族への愛情だとか器のデカさだとかなんでも受け止めてくれる感がすごい。泣かせて来るシーンは事前になんとなくわかったにもかかわらず泣いてしまった。最後は結局銭湯で火葬したのかな？