晴れ。いよいよ彼の両親へ挨拶に行って参る。
早めに起きて洗濯して部屋干しして暖房つけてタイマーセットしておめかしして、実家に行く前に銀座で婚約指輪を回収してきた。12月に選んだリングに預けていたダイヤがドッキングされてキラキラ。
銀座から東京駅に移動。腹ペコだからといって駅弁を3つ買ったら胃がキャパオーバー。新幹線にSwitchを持ち込んだので移動時間が楽しい。
名古屋に到着。ママンからの指示で一枚一枚丁寧に包まれた牛の肉を買ってから実家の最寄り駅へ。迎えに来てくれたママンと初対面。次いで実家では一緒に住んでるばーばにご挨拶。そしてお小遣いをもらう。最後はパパン。盛大にカニを茹でてて忙しそうであった。
夜はカニとすき焼き。パパンにはカニの剥き方を伝授され、ママンとは春菊を取り合い、彼には大切に育てていた焼き豆腐を取られ揉めた。飯を食べ、酒をちびちび、適当な時間に風呂に入って、また酒をちびちびやって就寝。
彼の家族はみんなフレンドリーで、息子さんを私にください！みたいな緊張感は微塵もなく、友達の家に泊まりに来たくらいの感覚だった。結局おめかしも何重にも重ねた猫かぶりもまったくいらなかったなぁ。
何年か前に先に結婚した友人から、旦那さんのお母さんのことを、お義母さんと呼べるようになるまで時間がかかったと聞いていたから、まぁ自分のかわいい息子を、どこの馬の骨ともわからん女にとられるのだから仕方がないよなーと覚悟してたんだけど、初対面からママンとかお父ちゃんとか自然に呼べちゃう空気感で、なんかもうありがたい。
あと悩ましいところとして、お義母さん私も手伝います！と言って台所仕事を手伝うかどうか問題ってのがあると思うんだけど、嫁になるとはいえ、初対面の女がズカズカと台所に踏み込むのもあれかなーとか、むやみに動くと邪魔だよなーとか、やっぱり色々考えるわけで、そんで結局動けなかったりとか。気が利かないんじゃなくて、勝手がわからないから、気が利きすぎて動けないのよ。でもそんなん言わないとわからんよなーと思ったから、言われたら何でも手伝うけど、自分からは率先して動けないから指示を頼む！の意思を予め伝えておいた。まぁ結局なにも指示がこなくてカウンターの対面で話し相手するだけだったから非常に楽だった。
