伊坂幸太郎は伏線を散りばめたり、言い回しにクセみたいなのがあったり、過去作のキャラクターを再登場させたりすることが多い。だからいつも「なんかこのフレーズ聞いたことある気がするなー」って後半になるにつれ思うんですが、結局どこで出てきたかはっきり思い出せないまま、ふわーっとした感じで読み進めてました。
今、重力ピエロを再読し終えたところなんですが、最初に読んだときに気づかなかった部分に新たに気づけて、前よりも面白くてニヤニヤしています。オーデュボンの祈りの伊藤がふらっと出てきてカカシの話をしていて、初めて読んだときはまったく印象に残ってなかった部分だけど、再読となると「オーデュボンの伊藤がこっちに戻ってきてる！」とドキドキした。
他の伊坂作品も再読してリンクキャラクターを制覇してみるのもおもしろそうだなーと思いました。とりあえず次はゴールデンスランバーを読む。田中と轟がでてくる。どちらも別人だけど、見た目の特徴は同じ。
